18枚鞐の地下足袋



祭用の地下足袋は、こんな感じの紙袋に入っていることが多い

 京都の祇園祭の際発見したとてつもない地下足袋です。通常の地下足袋は、鞐の枚数が5枚 〜12枚ほどですが、この地下足袋は、なんと鞐の数が18枚!!筒の部分が、ほとんどひざ のところまで来るものです!まるで足袋と脚半を一緒にしたような感じです。また、あまりに 長いためか、一番上の部分には紐が付いており、結べるようになっています。
 その後、店でも発見し、写真を撮らせてもらったこの地下足袋、祭用の、いわゆる祭足 袋で、初夏にしか販売していないとのことでした。大阪の地下足袋会社製ですが、 おそらく祇園祭の他にだんじり祭などに使われるのでしょう。祭が盛んな関西ですが、果たし て関東にもこのような足袋があるのか気になるところです。それにしても、"靴より動きやすい "といわれる地下足袋ですが、こんなに鞐が多いとかえって動きにくくないのかな?と筆者は思 いました。そこのところ、どうなんでしょうね?

筒が長い!上のように半分に折った状態で、一般的な7〜10枚鞐の地下足袋と同じ長さ! 比べて見ると、この祭足袋の長さが わかります。上から普通の足袋、鞐が12枚の地下足袋、そして18枚の祭足袋です






      
(地下足袋博物館へ)



(TABIの博物館へ)


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