エクたび
Tabi made by Ecsaine



エクセーヌを使用したエクたび

 「極度の末端冷え性なので、冬に足袋で外に出るのはつらい(泣)でもモコモコした別珍足袋を履くのもちょっと…」 冬のつらいお悩みの抱えているあなた!この「エクたび」はいかがでしょう?
エクたびは、デニム着物、カフェ草履など、「和」と「洋」をミックスした「洋風和装」を提案する、 老舗履物メーカー菱屋カレンブロッソさんが、季節限定で発売する足袋。管理人は京都の直営店で発見し購入しましたが、 数量限定とのことで、公式ホームページやショッピングサイトには掲載されていません。

 この足袋は、表地にエクセーヌと呼ばれる、東レが開発したスエード調人工皮革を使用することで、 足元のオシャレと冷えの解消を両立できる優れもの。裏地には当然ネルを採用。ネルといっても甲部分は、 一般的に使用されるネル生地より生地が厚いものが使用されているように感じます。

エクたび
底地は黒色のエクたび
白に見えますがベージュです
エクセーヌの質感と暖かそうなネルの様子が
分かりにくいですよねぇこの写真では…


 管理人も真冬に何度か試してみましたが、パッケージの使用者の感想に書いてあるような、 1.7〜1.8倍のという具体的な感想を得られるかどうかはともかく、確かに普通のネル裏足袋より地厚で、 そして風を通さないためかなり暖かく、足先が冷えるのが遅れ(汗)ます(すみません、極度の冷え性なもので…)。
 革足袋はとても暖かい(らしい)ぞという話は聞いて、もしかして革足袋は冷え性の救世主かも!!と思ったことがありますが、 エクセーヌは人工皮革。ということは、革足袋を用いたときと同じような暖かさが得られるのでしょうか。

 また、暖かくなってきた春先にも使用してみましたが、汗をかいて素敵な香りになる(爆)といわれる革足袋とは異なり、 エクたびは裏地がネルのため汗をよく吸収し、ベタつくことや、蒸れて不快になるということは全くありませんでした。
 簡単に洗濯もできるので、暑い日でも安心(汗)。ただし生地がモコモコとしているため、 見た目の点で夏場の使用は少し厳しいかもしれません。

掛け糸はオサレで小粋な黄緑色
江戸っ子は見えないところにこだわったとか

 色は灰色やベージュなど何色か用意されており、底は汚れが目立たないよう黒色。 掛け糸に色糸を使うなど、見えないところにこだわる伝統的な江戸の粋心もくすぐります。
 無地ですしサイズも26.5cmまで用意されているので、冬の寒さが苦手な男性にもピッタリ!

何回か使用した後のエクたび
鼻緒の汚れは気になりませんが底が…
もっとも何度も使うとどんな足袋でもこうなります
エクセーヌを使用したK阪電車の座席
上品な質感とインテリアですが
このページに関係ない(汗

 難点はパッケージにも書いてある通り、鼻緒の跡が残りやすいこと。座席にエクセーヌを使用しました! と鳴り物入りで登場したK阪電車3000系も、登場して数年でいつの間にか普通の素材に変わっていたので、 やはり汚れがつきやすいのかもしれません(マニアック)。
 もう一つの難点は、底の生地が弱いこと。エクセーヌが強い生地なのに底は通常の杉底のためか、 管理人の場合10回程度使用したところで、底生地が破れて裏地の白い部分が見えています(歩きすぎ?もしかして管理人の体重が…)。 コストの問題もあるかもしれませんが、底地にもエクセーヌを使用すれば、暖かさや耐久性がさらにアップするかも。

 冷え性の強い味方、エクたび。冬のお出かけに、一度利用してみてはいかがでしょうか。
しかしこの記事を初夏前に紹介する管理人っていったい…(ちなみに紹介日、2014年5月…自爆)



     
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送