誂え足袋の場合、鞐のところに 自分の名前を入れてもらえる店もあります ※ 残念ながら写真は誂えてもらった足袋ではありません 足袋の場合、靴下と違い、生地が伸びない上、親指の部分や底と甲の部分が分かれて仕立て られている為、既製の足袋で、自分の足にピッタリ合う足袋を見つけるのはなかなか難しい。しか しその為に、誂えてもらった足袋は、足へのフィット感や履き心地が市販のものとは全く異なり素 晴らしい履き心地であるといわれている。 他にも、自分の好きな生地を持ち込んで、既製の大きさの足袋を誂えてもらうことが出来る 店や、紐足袋、革足袋といった特殊な足袋を誂えで作ってもらえる足袋屋さんもある。誂えの足袋 は、特殊な職業でない人々でも５〜１０足以上といった一括に注文すれば引き受けてもらえる。し かし一足辺りの金額はそれほど変わらないとはいうものの、時間が掛かり、また誂えで足袋を作る ような老舗の足袋屋さんが少ない上、老舗足袋店はなかなか入りにくく、一度に何万円という金額 が必要であるため、普通の着物好きにはなかなか難しい話ではある。 ちなみに、着物姿では足袋のように細かいところに拘りを持つのが“粋”であるとも言われる ため、足袋は必ず誂えて、鞐の部分に名前を入れてもらい、足袋を脱ぐ時拘りをさりげなく見せる 通な人もいる。 ※ 足袋に関するお店の中で、誂えを行っている足袋店を紹介しています。ただし、受け付けて もらえるかどうかの保証はありません(^_^； 
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