縫い付け地下足袋


−保温足袋−



保温足袋は内側がオレンジ色になっています

 地下足袋はその名の通り"足袋"であるため、底以外は布製である。布製なので洗いやすく動きや すく軽い一方、冬は直接冷気が足に当たるため、靴より足が冷えやすい。また指先が分かれている ことや、底が薄いため、一層足が冷えやすくなる。そこで登場するのが、この保温足袋である。
 保温足袋は、一見通常の地下足袋と同じような形をしているが、筒の部分は綿が入ったキル ティングやフェルトになっている。また内底も、通常の地下足袋より保温が意識された柔らかく厚 い底が使用されている。さらに保温足袋の場合、鞐部分から空気が入らないようにするための配慮 か、踝から下の部分には鞐と併用してマジックテープが用意されているものや、足先の部分がビニ ールコーティングされているものもある。また、通常足袋の内側は白色や青色になっているが、保 温足袋ではオレンジや赤といった暖色系の色が使用されており、効果は別として見た目からも暖か そうになっている。

ぱっと見は普通の地下足袋ですが
これはキルティングになっているタイプ


 保温足袋は、種類も一般的な貼り付け足袋、縫い付け足袋を始め、保温安全足袋、保温ジョ グ足袋と多岐にわたっている。しかし管理人が実際に使用しているわけではないため、どの程度の 違いがあるのかは未知数である。また、作業に多く使用されていると思われるが、外から見ただけ では保温足袋を使用しているかどうか分からない為、実際どの程度用いられているかは不明である。


      
(地下足袋博物館へ)



(TABIの博物館へ)
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